工房アイザワさんも推薦!日本生まれの小さなフォーク
当店が開店以来お取引をしてくださっている工房アイザワさん。その営業部長さんは、定期的に当店を訪れ、新潟の素晴らしい製品を紹介してくださるので、ACARTもお会いするのが楽しみなお取引先さまの一つです。
先日来られた時にご提案くださったのが、この小さなかわいいフォーク。
名前はただ「ヒメフォーク」。
新潟で作られているものの工場の名前やブランド名などは付いておりません。アイザワさんによると「昔はアイザワのカタログに載ってたから工房アイザワで出してもらっていいですよ」とのことなのですが、どこにもマークが無いので、今回当店では「ノーブランド」として販売させていただくことにしました。
とはいえ、新潟県燕市でつくられている正真正銘の日本製。
ちなみにヒメフォークとはケーキフォークなどより一回り小さく、主に和菓子やフルーツなどを食べる際に使うフォークのこと。
カトラリーは西洋からやってきたものですが、このヒメフォークは日本で生まれたものの一つだそうです。
そのむかし、日本人がより日本の生活の中に寄り添うかたちにしたのだと推測します。
そんな日本生まれ日本育ちの由緒正しいヒメフォーク。
ツール部分はステンレス、柄はプラスチックでしかも3色あります。
鮮やかなオレンジは少しチープな感じもしますが、ポップで可愛さは一番。
ブルーは少しグレーがかった薄い水色。落ち着いたイメージで使いやすそう。
こちらは黒に見えますが、よく見るととても濃いブラウンなんです。
パッと見ると黒柄のちょっと高級なカトラリーにも見えてしまいます。ACARTの商品の中にも違和感なく紛れ込みそう。
ステンレス部分には小さな小さな「18/8」という刻印があります。18-8ステンレスという意味ですね。
柄の部分は容赦なく磨き跡が残っていたり、個体によっては接合部分のバリが残っていたり・・・仕上げはそれなりにラフ。
しかも色によって大きさが違っていて、今回入荷したものはブラウンだけが少し小さめとなっております。また同じ色の中にも微妙な個体差があるのですが、それもご愛嬌。
なぜならこの可愛さで日本製で、なんと1本108円(税込)なんですから。
ご家族全員分と、たまに遊びに来るお友達や親戚の分も揃えられそうなお値段です。
わらび餅やお団子、羊羹などの和菓子にも使えますが、この見た目はやはりフルーツ用に最適。
子供の頃、食後に「柿むいたよ~」とお母さんが運んでくるうつわに添えられていた(もしくはすでに刺さっていた)フォークとそっくりで懐かしい印象です・・・。
・・・いや、「そっくり」ではなく。
実はこのヒメフォーク、ACARTの実家にもあったのです!
柄の色はオレンジではなく赤。今や推定40年以上のビンテージ。
前述のアイザワさんが店頭でご紹介くださったときに「あ!これ知ってる!実家にある!」と意外な場所での再会に驚くとともに、嬉しく思いました。
子供の頃に使っていた小さなフォークを、まさか売ることになるとは。どうりで懐かしいはずです。
そんなACARTの感動は良いとして、柿以外にもりんごや梨など、この季節は果物がたくさん出回ります。
美味しいフルーツの横に小さなヒメフォーク。優しくあたたかい家族の風景がありありと思い浮かびます。
フルーツだけでなくチョコレートやちょっとしたデザート、おつまみなど、爪楊枝代わりに色々お使いください。
日本人の生活にずっと寄り添ってきた懐かしくて愛らしいヒメフォーク、いかがでしょうか。
新潟燕三条のヒメフォーク オレンジ ¥108(税込)
新潟燕三条のヒメフォーク ブルー ¥108(税込)
新潟燕三条のヒメフォーク ブラウン ¥108(税込)
最後に今週末の猫スタッフシフトです。

まず明日土曜日は、「本来のコンビ」に戻って、次女&末っ子。
日曜日はいつもの長女(単独)となります。
お天気が心配ですが、ぜひ遊びに来てください!
この記事へのコメント