奈良月ヶ瀬のお茶。騎鶴楼入荷しました。
12月6日(日)、曇り空の奈良市内です。
餅飯殿センター街では「歳末大売り出し ガラポン抽選会」が行われていますので、当店にも時々「チリンチリンチリ~~ン」という何かしらが当たった音が聞こえてまいります。

でもそれ以外は静かな普通の日曜日。
いつも通り猫スタッフが出勤しております。
自分の柄のトートバッグが配布されていることを知ってか知らずか、お客様待ちのポーズ・・・と思ったら、もう寝てしまいそうです。

さっきまでお店の中でめずらしく大はしゃぎしてたのに。
ちょっと疲れたかしら。まぁ、寒いですからねー。
そんな寒い日にはやはり温かいお茶。
餅飯殿周辺よりもっと寒いお茶の生産地 月ヶ瀬から、長らく欠品中だった煎茶が届きました。
ブランドはもちろん当店ではお馴染みの「騎鶴楼(きかくろう)」。
こちらを作っているのは月ヶ瀬の製茶組合、グリーンウェーブ月ヶ瀬さん。このグリーンウェーブさんの生産する大和茶の上級ラインが「騎鶴楼」ブランドで、「作り手と使い手の双方が愛着を感じる、ロングセラーを目指すモノ作り」がテーマの奈良ブランドにも認定されています。
ちなみに「騎鶴楼」とは梅の名勝として知られる奈良県月ヶ瀬で、幕末に観梅宿として創業した旅館の名前。
その名を冠した煎茶「騎鶴楼」シリーズは、文人が集い梅や煎茶を楽しんだ旅館の名前にふさわしい美しいパッケージが特徴で、当店でも奈良のお土産や贈り物として大変ご好評いただいておりました。
さて前置きが長くなりましたが、今回入荷したのは「騎鶴楼 06」。茶葉の品種は美しい水色が自慢の「おくみどり」です。
前回は幻のお茶「「騎鶴楼 07 やまとみどり」をお取り扱いしていたのですが、残念ながら今回は欠品中。現在ではごく少量しか作られていない品種ですから、仕方ありませんね。
でも今回のおくみどりもすっきりとした味わいとその名の通り濃い緑色の水色が、やまとみどりに劣らない素晴らしいお茶です。
今回もこのお茶をよりおいしくいただくために、お茶農家さんであり日本茶インストラクターでもある久保田農園のご主人、久保田さんに「おくみどり」にぴったりの煎れ方を教えていただきました。
・茶葉の量は一人分3g(小さじ山盛り一杯)
・お湯の量は150cc(湯呑み一杯)
・お湯の温度は80℃ぐらい(ポットから一度湯のみに注いで、そのまま急須に注ぐぐらいで大丈夫)
・蒸らす時間は、だいたい一分ほど
だそうです。
おくみどりはもともと渋みの少ないお茶ですから、やまとみどりよりも少しだけ熱めの80℃でも渋みが出ないのですね。
そして二煎目はポットのお湯をそのまま注いでも大丈夫、とのことなので意外と簡単に煎れられそうですね。
騎鶴楼 06 (おくみどり) ¥1,080(税込)
また前回入荷してご好評いただいているほうじ番茶も、在庫僅少のため追加を緊急入荷。こちらは普段のお食事に。
ちなみに久保田さん曰く「少し多めの茶葉で熱湯を注いでいただければ香ばしい香りが引き立ちます」とのこと。
やはりご飯にはたっぷりの茶葉をつかったあつーいほうじ茶が合いますね。
月ヶ瀬久保田農園 ほうじ番茶 小 ¥324(税込)
奈良土産としてはもちろんのこと年末年始のご挨拶や、ご自宅のお正月用に、ちょっと良いお茶、いかがでしょうか。
この記事へのコメント
こないだは怖い想いをしたのでルートを変えて宝山寺の参道へ…
その途中の道添いにある旅館の駐車場‥オジサンが木を剪定してる…
そこで“放し飼いの犬”状態でウロウロしてる
こないだ出会った【赤茶色】と、さらに一回りデッカイ【黒茶】
土手の下で、私に威嚇の声を上げながら右へ左へ走り回る
『えらいモンやな~‥この辺りではアタリマエみたいやな~‥まるで【奈良の鹿】やなぁ』
そう感心しながら歩いてたら、仕事を終えたのか、さっきのオジサンが《軽四》で旅館の前まで帰って来たので訊いてみましたら…
『いやぁビックリした全っ然、気づいてなかった飛んで逃げて来たよ』
…
あのときが土手を駆け上がって来てたら‥
‥ってかがオジサンの軽四を追いかけて来てたら‥
私は二度とブラジルさんに会えない…
コメントありがとうございます。
イノシシ、大変でしたね。
生駒の山ってそんなに頻繁にイノシシ出るんですね。野良猫みたいに普通にいるなんて信じられません。
お散歩、どうぞお気をつけて。
無事に生還してまた猫に会いに来てやってください。