伝統芸能に工芸におはぎも。イベントいろいろとよしの舎さん
朝からお客様の呼び込みに連続で成功し、ヤル気みなぎる猫スタッフ。
いらっしゃい!いらっしゃい!って目が怖いよ・・・。
そんな本日10月25日(日)は十三夜です。
十五夜(中秋の名月)が旧暦8月15日なのに対して、十三夜は旧暦9月13日にするお月見のことで、昔から十五夜に次いで美しい月とされてきました。
そして十五夜または十三夜のどちらか一方のお月見しかしないことを「片見月(片月見)」と呼び、縁起が悪いと言われています。
・・・というブログを昨年も書いた気がします。
そういえば2014年は171年ぶりに旧暦の9月と10月の間に閏9月がもうけられたたため、9月13日の「十三夜」が2度やってくる「後十三夜(のちのじゅうさんや)」があったんですよね。
本日の夜はかなり冷え込むという予報ですが防寒対策をしっかりして、十三夜のお月見をしてみてはいかがでしょうか。
さて、奈良国立博物館では昨日から正倉院展が始まりましたが、ならまちでは「秋のならまちナイトカルチャー」が始まっています。

「秋のならまちナイトカルチャー」
10月24日(土)~11月6日(金) 17時~20時
(休館日、外国人限定日にご注意ください)
今回は4月にオープンした奈良町にぎわいの家も会場として加わり、狂言や舞の鑑賞をお楽しみいただけます。また新しく『外国人限定カルチャー』として、墨と筆を使った書や工芸など、海外からお越しの方に実際に体験していただけるプログラムが用意されています。
予約は当日17時まで受付されていますが、空いていればその場で申し込んでも入場可能です。
ちなみに本日25日のプログラムはならまちセンターでの能観賞となっています。
閉まるのが早いと言われるならまちで、楽しい夜のひとときを過ごしていただく催しです。
秋の奈良を訪れた思い出に、ぜひ足をお運びください。
また、来週火曜日からはなら工藝館で奈良工芸フェスティバル2015「第3回 奈良伝統工芸展」が開催されます。

「第3回 奈良伝統工芸展」
10月27日(火)~11月3日(火・祝)
10時~18時 最終日は午後5時まで
なら工藝館

内容は以下の通りです。
・奈良工芸品販売
・制作実演(一刀彫、陶芸、奈良団扇、奈良漆器、奈良筆)
・制作体験(一刀彫、秋篠手織、奈良晒、など) ※事前申込が必要
・お茶席(11月2日・3日のみ)
・お楽しみ抽選会(10月31日~11月3日のみ)
・お酒・スイーツ・うつわ展(10月31日・11月1日のみ)

奈良に住んでいてもあまり触れる機会のない伝統工芸を間近でたくさんご覧いただける貴重な展覧会です。
こちらもぜひお越しください。
なら工藝館といえば、先日旧店舗をこのブログでご紹介した「よしの舎(よしのや)」さんの新店舗がすぐ近くにあります。
そういえば開店してからすっかりご無沙汰しているのですが、この場を借りて改めてご紹介したいと思います。

たい焼きこたろうさんの場所から移転し、10月1日にならまち大通り沿いのなら工藝館西側にオープンした「よしの舎」さん。
前にもお伝えしたように、こちらのお菓子は繊細であっさりしていてとても優しいお味。おはぎなんかは2つ3つペロリと食べてしまいそうな危険な美味しさです。

新店舗はそんなよしの舎さんのお菓子の印象とどこか似た品の良い大人の空間で、美味しい和菓子をいただくことができます。
ならまちの王道観光ルートからは少しはずれますが、少し寄り道しても行く価値のあるお店です。
あんみつ・喫茶「よしの舎(よしのや)」
営業時間:10時~20時 水曜定休
よしの舎facebook
おはぎとあんみつはお持ち帰りも可能なので、手土産やお客様へのおもてなしにもオススメです。
この記事へのコメント
客引き、大成功ですよ。アメリカから私を引き寄せたのですから!
帰宅してから本日のブログ拝見しました。ああ、よしの舎さん、行きそびれました!
次回帰国の際にはACARTさん、よしの舎さんとキャラメルをはしごしたいと思います。
昨日はご来店いただきありがとうございました。
わざわざアメリカから!本当に嬉しく思います。
また帰国の際にはぜひよしの舎さん、キャラメルさんとともに当店にもお立ち寄りください。
楽しんでいただける商品と猫スタッフを用意してお待ちしております。