大谷哲也さんの白い平鍋は働きもののお鍋です。

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庭の隅っこに突然現れたオレンジ色の花。
ワスレグサの仲間、「ノカンゾウ」だと思われます。
朝に咲いて夕方にしぼむ、一日しか花をつけない一日草と聞くとなんだか少し切ない気持ちになるのは、
めっきり朝晩涼しくなり、去りゆく夏を実感するこの季節のせいでしょうか・・・。

とかなんとかいいながら、そろそろ食卓での温かいお料理が美味しくなるころです。
新しいお鍋や食器の準備をはじめたくなったそんな時、こんなお鍋はいかがでしょうか?

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大谷哲也さんの平鍋です。
大谷製陶所は大谷哲也さんと大谷桃子さんの工房。2008年に信楽町田代に開設されました。
哲也さんは白い磁器のうつわと白い土鍋を中心に制作していて、夫人の桃子さんは粉引のうつわに植物の絵付けをしています。
桃子さんのうつわもすごく素敵ですし、哲也さんの他の作品もとても素晴らしいのですが、今回新たに当店でお取扱いすることになったのは哲也さんの白い平鍋。
ろくろで成型し、真白な釉薬のみを用いた磁器で作られている美しくて機能的なうつわです。
普通のお鍋と同様、直火にかけることができ、その上調理した料理をそのまま食卓に並べても様になるすっきりとしたフォルムが魅力です。もちろんオーブンでも使用可ですし、保温力に優れているという実用性も兼ね備えています。
ペタライトというジンバブエからやってきた原料が強さの秘密で、長時間オーブンに入れても直火でガンガン熱しても大丈夫。鍋料理はもちろん煮込みや炒め、オーブンでパンを焼くなど様々なお料理に使える優れものです。
調理したらそのまま食卓へ、というのは洗い物も少なくて済みますし、主婦にとってはうれしいですね。
また、使い込むうちに味わい深い色合いに変化してくるところも、愉しみのひとつです。
ご自身もお料理をされる大谷さんならではの作品といえます。
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(写真出典:Metropolitan Gallery Inc.)

さてスペックですが、
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180φ深型:直径205(内径180)x高さ80㎜、容量1400ml  税込6,480円

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180φ浅型:直径205(内径180)x高さ60㎜、容量1000ml  税込5,400円
の二種類です。

使い方とお手入れ法ですが、
あまり水を吸わない素地を使用していますので、土鍋を買った時にありがちな「使い始めにおかゆを炊く」などの必要はありません。先程も書きましたが直火OKですのでカレーなどは肉や野菜を炒めるところから使えます。パスタならソースを平鍋で作って別茹でしたパスタを投入して和えればそのまま食卓へ出せます。他にも炒め物や煮魚などにもご使用いただけます。
汚れがこびりついて取れない場合はしばらく水につけてからタワシで擦って下さい。タワシの跡は使っているうちに馴染んで風合いとなります。また使用後はよく乾燥させてから保管して下さい。

大谷哲也さんの平鍋。使っていくうちにどんどん愛着も増してくることと思います。まずはその白くて美しい姿をぜひ店頭でご覧ください。

ACART LIFESTYLE online store 「大谷哲也 平鍋 (浅)180φ」 税込¥5,400
ACART LIFESTYLE online store 「大谷哲也 平鍋 (深)180φ」 税込¥6,480

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